教育研究所ARCS

Category教育・子育て

父親の存在感はなくてもよいのか教育・子育て

父親の存在感はなくてもよいのか

個人的な話だが、私は自分の子どもに一切影響力を与えないこと、極力父親としての存在感を示さないことを信条としている。 職業柄私は多くの親子関係を見てきた。そこで思…

母親の偉大な力教育・子育て

母親の偉大な力

母親というものはどうしても子どもと一体化しやすい。母子関係は父親と決定的に違っていて、直接的な血のつながりの濃さ、いわば根源的な生命レベルで子どもと結びついてい…

子育てにマニュアルはいらない教育・子育て

子育てにマニュアルはいらない

先日、自宅マンションのエレベーターで3,4歳くらいの男の子を連れた母親と乗り合わせた。その若い母親は子どもに優しく行き先(1階)のボタンを押すよう指示している。…

子離れする勇気と覚悟教育・子育て

子離れする勇気と覚悟

前回の記事でも触れたが、我が子が巣立っていくのは親としては嬉しい反面一抹の寂しさを感じるのも事実だ。 私は教育者の端くれとしてアチコチで「子離れの大切さ」を説い…

子どもが親許を去るとき教育・子育て

子どもが親許を去るとき

連休中ちょうど「子どもの日」に息子が家を出た。といっても家出したとかいうことではなく、息子は以前から「大学生になったら一人暮らしをしたい」と言っていて私たち親も…

我が子を信じて待つ教育・子育て

我が子を信じて待つ

実は「子どもの教育」において親は特別なことをする必要はないというのが私の考えだ。 前回話したように、子どもが小さいころは本来もっている知的好奇心をつぶさないよう…

子どもにとって大切な教育とは教育・子育て

子どもにとって大切な教育とは

子どもの教育で大切なことは何だろう? 日本の親たちは子どもの教育にとても熱心であることは間違いないが、ただその熱心さが私などから見ればエネルギーのムダ使いに感じ…

大学のサービスと大衆化受験教育・子育て

大学のサービスと大衆化

やっと体調も回復し久々にこうして何かを書く元気も出てきた。 先月は入院、そして人生初めての外科手術と患者生活を送ったわけだが、大変だったのは入院そのものよりも退…

我が子の愛しさに気づくとき教育・子育て

我が子の愛しさに気づくとき

私たちは都合の悪いことが起きると相手を変えようとするがうまく行かない。遠回しに注意したり、説得したり時には説教や怒りをぶつけてみても「相手が悪い」と考えている限…

安物買いの銭失い成功法則教育・子育て

安物買いの銭失い

今の世の中、手っ取り早く「成果」を手に入れたいという人があまりに多い気がする。 これは今の時代がモノでも情報でも気軽に入手できるようになったことが反映しているの…