教育研究所ARCS

【遂に最終回!】そして僕はまたススム

【遂に最終回!】そして僕はまたススム

そこには信じられない光景がありました。受付初日、なんと100人以上の人が押しかけたんです。大部分はI塾の生徒の親たちでした。1人のお母さんが私にそっと封筒を差し…

【第15回】モンテーニュがくれたモノ

【第15回】モンテーニュがくれたモノ

時は既に10月に入っていました。年末に我々が一斉に解雇されるとなると二ヶ月しか残されていません。新しい塾を創るといっても物件を探したり工事期間を考えるとタイムリ…

【第14回】雲行きがあやしいゾ

【第14回】雲行きがあやしいゾ

こうして私の専任講師としての日々は過ぎていきました。入試での先のような失敗はありましたが、生徒の個性もつかめ、面談等を繰り返したことで親からも信頼を得るようにな…

【第13回】お母さんゴメンナサイ

【第13回】お母さんゴメンナサイ

昭和57年(1982)の夏のことです。私は江戸川台の塾の専任講師になり、高校の方は全てやめることにしました。子どもも生まれ私も身を固める(?)時期に来ていたんで…

【第12回】僕のハナくじかれる

【第12回】僕のハナくじかれる

学校が悪くて塾が良いと言ってるわけじゃありませんよ。そう聞こえるかも知れないけど(笑)。表現するのは難しいですが、塾では私が学校で経験した先生と生徒の相互不信―…

【第11回】さすらい教師孤軍編

【第11回】さすらい教師孤軍編

あともう一つ高校での体験。都内の私立男子高での話です。ここは付属中から来る者のクラスが1、他は全部高校からの入学クラスで1学年600人もいるマンモス学校。なかな…

【第10回】さすらい教師野獣編

【第10回】さすらい教師野獣編

例え生徒に「ヤル気」が見られなくても先生までが「ヤル気のないクズ」と決めつけてはいけません。ヤル気のない生徒にヤル気がないと批判しても何の解決にもならないでしょ…

【第9回】さすらい教師デビュウ編

【第9回】さすらい教師デビュウ編

私が足立区の塾を閉鎖して松戸に引っ越した話に戻ります。その頃既に埼玉の私立高校で教えていた私ですが、その後義理があって都内と千葉県内の男子高でも教えることになり…

【第8回】マスコミさんホントはどうなのよ

【第8回】マスコミさんホントはどうなのよ

このように塾通いを日本の伝統的なおけいこ事(習い事)という文脈の中に置くとわかりやすいと思います。建前(意識的)は「学校だけでは不安だから」「入試があるから」塾…

【第7回】子どもが塾へ通うワケ

【第7回】子どもが塾へ通うワケ

今小学生の半数以上、中学生の80%近くが学習塾へ通っています。どうしてこんなに多くの子どもたちが塾に通っているんでしょうか? これに対しては「勉強が大変だから」…