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行ってきました!~聖徳大学附属女子高等学校レポート~

高校取材記事 聖徳大学附属女子高等学校

某日、我が研究所へ聖徳大附属の先生お二人がお見えになりました。
校長の川並芳純先生と、入試広報室の大橋忠和先生です。

いやあ、私立学校の先生は本当に大変だと思います。
営業で校長先生自らが塾を回り、しかもウチのように生徒を直接持たない研究所にまで…。

聖徳さんと言えば松戸なのですが、ちょっと市川寄りということもあって柏近辺からのアクセスはあまり良いとは言えません。
だからこれまで私の教え子たちの選択肢にあまり入ってこなかったのが実情です。
(※ちゃんと調べてみると松戸駅からバスで15分ということなので、実際は柏近辺からもアクセスは悪くありませんでした)

私の実家は流山市にあって、江戸川台駅への道すがら聖徳大学の寮(現在は稼働していない)を通り過ぎるのですが、駅へ向かう聖徳女子大生は大人しくて真面目(という印象)。ただ、その頃には聖徳さんは学力面ではあまり話題に上らない学校でした。

所長の管野と私が色々と話を聞かせてもらったのですが、なかなか興味深く拝聴しました。
どうやら私が若いころに抱いていた聖徳さんのイメージよりも、学力面で進化を遂げている模様。
もちろん学校の特徴はそれだけではなく、‘礼法教育’による人間形成にこそあるというのは昔から変わらないものとのこと。
先生お二方がかなり熱心に色々な取り組みを説明して下さったものですから、ぜひとも見学させていただきたいと申し出た次第です。

聖徳大学附属女子中学高等学校

数日後、研究所のHP支配人とともに聖徳大附属へ。
正門をくぐるといきなり、
「ARCSの方ですよね。お待ちしていました」
と、声をかけられました。
(おぉ、話が通っている)
と心の中で声を上げる我々。
校舎内に入ってからの事務職員さんの対応も非常に爽やか。

校長室に通され川並先生と大橋先生に再会しましたが、まずはビックリ。
川並先生が車椅子に座っているではありませんか。
聞けば修学旅行中に転んで骨折してしまったとのこと…。
そんな状態でも熱心に学校の理念や取り組みについて説明して下さり、さらにこの後に校内を案内して下さったことには脱帽です!

さて、午前の最後の授業ということで、最初に通されたのは茶室のような教室。

聖徳茶室

聖徳茶室の庭

すぐ外は綺麗な秋の紅葉。
くぅ~! 粋な雰囲気ですなぁ。
部屋に入ると、女子がお茶をしながら先生の講義を真剣に聞き入っている様子。

礼法の授業風景

どうやらホワイトボードに書かれている通り、「お茶とお菓子のいただき方」らしい。
これも礼法の講義の一つみたいですね。
感心したのは、生徒たちはただ受け身で聞いているのではなく、先生の教えてくれることに対してかなり活発なリアクションがあること。
特に、過去の講義で聞いたらしい知識とのつながりを感じて熱心に質問したり頷いている様子に、非常にアクティブな印象を受けましたね。

茶室

茶室展示

茶室展示2

礼法の講義は学校という場所にいることを一瞬忘れてしまうような趣のある空間と時間でした。

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