教育研究所ARCS 代表理事より
「親学」とは何か
一般社団法人 教育研究所ARCS 代表理事
管野 淳一
今の時代に必要な子育ての知識と智恵を、親の皆さんと共有したい
時代と共に子育ての常識も変わります。社会が求める能力も昔と異なります。
古い子育てを脱して、今の時代にふさわしい子育てのあり方を提案したい。それが親学の目指すところです。
今はかつてないほど、親の教育力が問われている
学校で得られる知識も、現在はネットやAIなどのツールで簡単に手に入ります。
問われるのは知識の量ではなく、知識の活用と、最適解へ至るプロセスを発見する力。それと、問いそのものを考え出す力となります。
これらの能力は、従来のテスト勉強とはまったく違った性質といえます。より能動的で、積極的に興味と関心をもって取り組むことが必要だからです。
そしてこの姿勢は、実は親のあり方と密接に関係しています。
たとえば親子で社会の出来事や問題について日頃から語り合う。子どもの人間関係の悩みなどについて「そこから何を学ぶか」子どもにフィードバックする。知的好奇心を促す会話を心がける……など。
親の教育力とは、決して勉強を強要したりお説教することにあるのではなく、日頃の親のあり方そのものにあるのだとお伝えしたいと思います。
親の価値観のアップデートが必要
ここまで見てきたように、昔ながらの子育て法をくり返すことは、子どもの成長に良い影響を与えません。
「勉強しないと将来困るよ」という言い方をする人は、ガンバって勉強 → 良い学校 → 良い会社 → 幸せ……という高度成長時代の古い価値観をひきずっているのでしょう。
このような姿勢では、かえって子どものヤル気をそぎ、勉強を義務としかとらえなくなってしまいます。
かつて親自身が、自分の親や先生から言われたことを無意識に信じ込んでいることに気づき、価値観をアップデートする必要があります。
親学では、子どもが真に学ぶ意欲と向上心を持ち続けるための具体的方策をお伝えします。キーワードは——
自立心知的好奇心親の課題内的動機づけなど
最後に、参加を考える方へ
親学は2016年から2024年まで「教育講演会」と銘打って、〝親が変われば子も変わる〟というテーマで行ってきました。今年から「親学」として春に3回講演をやり、おかげさまで盛況のうちに終わることができました。
親学は決してかた苦しい話ではなく、親の皆さんに楽しんで子育てのポイントを理解してもらうものです。そして子育てに悩むのではなく、子育ては楽しむためにあるのだとお伝えするものです。
どうかお気軽に参加していただきたいと思います。

一般社団法人 教育研究所ARCS 代表理事
管野 淳一かんの じゅんいち
親学2026 秋 / 全2回・参加費無料
2026年10月18日(日)「いい親」をやめると、子どもは伸びる
2026年11月29日(日)「勉強しなさい」が効かない理由
各回 14:00 — 15:45 塾クセジュ柏教室